今回は、エンディングノートに関する気になる10の質問を集めてみました。少しでもあなたの疑問解決のお役に立てますように。
目次
エンディングノートを始める前に
エンディングノートって?
Q1 終活でエンディングノートを残す意味とはなんですか?
A1 エンディングノートは、残りの人生をどのように過ごして、どのように終わりたいかを書き記すためのノートです。残された家族が困らないように、大事なことを書き残しておきます。エンディングノートを書いておけば、家族は書いた本人の意思を尊重して物事を運ぶことができるのです。
購入したいけど…
Q2 エンディングノートはどこに売っていますか?
A2 書店・本屋やインターネット通販などで手に入ります。その他、「一般社団法人 エンディングメッセージ普及協会」からも購入することができます。
書店・本屋では、「相続」のコーナーに置かれていることが多いようです。
インターネット通販は、「Amazon」、「楽天市場」、「Yahoo!ショッピング」などが多く取り扱っています。
※リンクで、「エンディングノート」を検索した画面に飛ぶようになっています。
初めて購入される方には、実際に手に取って内容を確認することのできる店舗での購入の方がおすすめです。
無料で始めたい!
Q3 無料で気軽に始められるエンディングノートはありますか?
A3 インターネットで無料ダウンロードできるエンディングノートが増えています。印刷して書き込むものとWordで入力していけるものなどがあります。
書き始め
Q4 エンディングノートはいつから書き始めたらいいですか?
A4 結論から言うと、エンディングノートはいつから書いても大丈夫です。中には、中学生の頃に書き始めたという方もいるようです。
書き始めるべきタイミングや年齢は決まっていないので、思い立ったときに始めるのが良いでしょう。
エンディングノートの書き方
何を書くの?
Q5 エンディングノートにはどんなことを書きますか?
A5
- 自分や家族のこと
- 資産
- 負債
- 保険
- 葬儀・お墓
- 友人、知人、親戚などの連絡先
- 医療・介護
- デジタル情報 etc.
スムーズに書きたい!
Q6 エンディングノートをスムーズに書くコツを教えてください。
A6 まずは、深く考えず思いつくままに書いてみてください。※文章が苦手な人は箇条書きでもOKです。
市販のエンディングノートを使う場合は、好きな項目から書いていくと進めやすいです。項目によっては、家族と一緒に書き進めてもいいでしょう。
自分の考えや気持ちを正直に書くことが大切なので、自分なりの言葉で書いてみましょう。
また、時間の経過とともに考えが変わることもあるので、書き終わった後も定期的に見直しが必要です。
※正式な書類ではないので、いくらでも修正可能です。
忘れがちな項目
Q7 つい忘れがちな項目は?
A7 パソコンやスマートフォンのデータや各種SNSのアカウントIDなどのデジタル情報です。これらのデジタルデータも遺品になるので、忘れずに記載しておきましょう。
※パスワードはエンディングノートとは別のものに保管しておいた方が安全です。
その他、エンディングノートについて
保管場所
Q8 エンディングノートはどこに保管したらいいの?
A8 家族に見つけてもらうことが大切なので、いざというときに見つけやすい場所に保管し、その保管場所はできれば家族に伝えおいてください。
※生前に家族に見られたくない場合はエンディングノートを2冊(生前に見られていい方とみられたくない方)作っておきましょう。
また、エンディングノートをパソコンで保管している場合は、紙媒体での保管をおすすめします。
遺言書との違い
Q9 エンディングノートと遺言書の違いってなんですか?
A9 エンディングノートには、遺言書のような「法的効力」がありません。
※遺産相続などがある場合には、エンディングノートと別に遺言書の用意も必要です。
また、書式ルールの有無も違いのひとつです。自分の意思を自由に書けるエンディングノートを遺言書の補足として利用する方も多いです。
親へプレゼント
Q10 親にエンディングノートをプレゼントしたいと思っているのですが、大丈夫でしょうか?
A10 プレゼント自体は悪くありませんが、上手く伝えないと、気分を害してしまう恐れがあるので気を付けましょう。
以下の4つのポイントを参考にしてみてください。
- 目的をエンディングにしない。
- 終活を題材とした映画やテレビ番組を一緒に見る。
- 自分が先に書き出す(もしくは一緒に書く)。
- 誕生日や記念日などのタイミングで切り出す。
エンディングノート|よくある質問集 まとめ
いかがでしたか?
エンディングノートは終活を行うときの手助けにもなってくれるものです。この質問集を参考に、是非エンディングノートに挑戦してみてくださいね。