老後の住まいいろいろ

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わたしは夫とふたり、マンション暮らしをしていますが、子どももいないのでいつかは夫婦で施設に入るのも良いのではないかと考えています。
でも、実際にはどんな施設があるのかを全く知らないのです。「老後の住まい」として入居できる施設は多く存在しているというのに、わたしのように知らないという方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は「自立者向け」と「要介護者向け」の施設をいくつかまとめてみました。

自立者向け

ここでは、自立した生活を望む方やまだまだ元気な方が入れる自立型の高齢者施設を紹介します。

自立型(一般型)ケアハウス

概要

自立した独居生活に不安のある高齢者のための施設。自走の車椅子利用者は生活できますが、介護が必要と見なされれば、退去を求められることも。

入居条件

60歳以上の自立者。家族の援助を受けるのが困難で生活に不安があると認められた方。

サービス

食事、生活支援サービス(居室の掃除、洗濯、買い物など)、近隣医療機関との連携、緊急時対応もあり。※介護サービスを利用する場合は、外部の事業者との契約が必要。

費用

初期費用は、0~30万円。月額費用は5~20万円程度。内訳は、管理費、生活費、事務費など。年金生活者は、月額費用が8~10万円程度となります。
※管理費の支払い方法は、一括(20年分先払い)、併用払い(一部を入居時に、残りは月払い)、分割払い(月々支払う)の3通り。

備考

  • 自宅があっても入居可能。
  • 空き部屋があれば全国からの入居が可能。※東京都の区立ケアハウスは、区民限定、区民優先になっている。

 

「ケアハウス」についてもっと深く知りたい方はこちら↓の白井さまの記事をチェック。

終の棲家に「ケアハウス」が選ばれる理由

養護老人ホーム

概要

経済的な面で生活が困難で、自力では暮らせない高齢者のための施設。生活に困窮した高齢者が自立した日常生活を送り、社会復帰ができるように支援する。

入居条件

65歳以上。住居がない、無年金などの生活困窮者が優先される。※利用は行政の措置決定に基づく。

サービス

食事、入浴、緊急時対応など。現在は、施設が契約する介護事業者により介護サービスが受けられる。※その場合は、介護保険の居宅サービスを利用することになる。

費用

入所者、扶養義務者の負担能力による。※まずは行政に相談を。

備考

入所希望者は、自治体の高齢者福祉窓口、または民生委員まで。わたしの所感としては緊急時の対応が魅力的に感じます。

有料老人ホーム

概要

高齢者が暮らしやすいように配慮された住まい。入居時自立している健康型と介護付き、住宅型がある。※介護付きは、要介護者向き。

入居条件

60歳以上の自立者から要介護者まで。※介護付きは65歳以上。

サービス

生活全般のサービスと介護サービス。※サービスは施設によって異なる。

費用

入居一時金は0~1億円以上のところまで。自立者の月額費用は20~23万円程度。※居室の水光熱費は別途。月額費用は施設によっても異なることも。

備考

自立者向けの施設の方が、居室が広めで、生活を楽しむ設備が充実している施設も多くある。

 

「有料老人ホーム」についてもっと深く知りたい方はこちら↓の白井さまの記事をチェック。

【初めての方へ】有料老人ホームをタイプ別にご紹介します。

サービス付き高齢者向け住宅

概要

自宅と介護施設の中間に位置するバリアフリー仕様の賃貸住宅。※台所や浴室を共用するタイプと、各部屋に専用の設備を持つタイプがある。

入居条件

60歳以上、または要介護・要支援認定を受けている60歳未満の方。※特別な理由により知事が認めた場合は配偶者や親族などの同居が可能。

サービス

生活相談や安否確認などのサービス。※希望すれば、食事などの生活支援や介護のサービスなども受けることができる。

費用

入居時は敷金・礼金のみのところが多い。月額費用は約10~20万円程度(食費別)。

備考

日中は、介護福祉士や看護師が施設内に常駐している。※夜間職員がいるところもある。

 

「サービス付き高齢者向け住宅」についてもっと深く知りたい方はこちら↓の白井さまの記事をチェック。

急増する「サービス付き高齢者向け住宅」! その人気の理由とは?

グループリビング

概要

10人程度の非血縁関係にある者同士がお互いにコミュニケーションを基盤として、共同生活を送る。自立と共生の住まい。

入居条件

身の回りのことが自分でできる60歳以上の方。※運営主体によっては学生との多世代同居のところも。

サービス

清掃、食事などの生活支援サービス。※入居者が当番や役割を決めて、参加することも。

費用

入居金は運営主体による。月額費用は家賃、共益費、食費など込みで約13~20万円。

備考

多くの場合、共同生活をまとめるスタッフ(コーディネーター)が常駐しているので安心して共同生活を送れます。

要介護者向け

ここでは、介護が必要な方のための介護型の高齢者施設を紹介します。

介護型ケアハウス

概要

特定施設の指定を受けたケアハウス。

入居条件

65歳以上の要介護認定者。

サービス

一般型と同様のサービスに加え、食事や入浴、トイレなどの介助。機能訓練や病院の付き添いなどのサービスも受けられる。

費用

初期費用は0~1000万円。月額費用は一般型と同様5~20万円程度。※職員の人員配置が基準以上のところは、手厚い介護料を徴収される場合も。

備考

管理費は自立型と同様で3通りの支払い方法がある。

認知症対応型グループホーム

概要

認知症の方だけのケア付き住宅。ひとつの共同生活住宅に5~9人の少人数の利用者が、介護スタッフと共に共同生活を送る。家庭的な環境と地元住民との交流のもとで暮らす。

入居条件

要支援2以上の認知症の方かつ、当該ホームのある自治体に住んでいる方。

サービス

介護スタッフによる入浴、排せつ、食事などの介護。その他の日常生活上の世話及び機能訓練など。

費用

入居金は概ね20~50万円。月額費用は13~16万円 + 介護保険利用料の1割負担。※おむつ代は自費。

備考

認知症の方が暮らすには良い環境でしょう。今後は要介護度の高い方が増えてくる見込み。

小規模多機能施設

概要

自宅を本拠地として、通所、宿泊、訪問(ヘルパー)などの介護サービスを組み合わせて利用できる制度。

利用条件

当該の自治体に住んでいる要支援1以上の方。※地域密着型のため。

サービス

日常生活上の支援、機能訓練など。

費用

包括ケアで定額制。※要介護度5で月に約2万9000円(宿泊代と食費は別)。

備考

利用するには、施設への登録が必要。自宅にいるときに限り、訪問看護サービスと福祉用具のレンタルが使用可能なので是非活用してみてください。

介護老人保健施設(老健)

概要

医師、看護師、理学療法士、作業療法士などが常駐しており、医学的な管理もできる。在宅復帰を目指している施設。

入居条件

65歳以上の要介護1以上の方。※施設によっては、病状が安定している方や感染症にかかっていないことなどが条件に加わることも。

サービス

食事の補助、入浴や着替え、排せつなどの生活・身体介護。医師・看護師による医療ケア。理学療法士や作業療法士による充実したリハビリテーションが受けられるのが大きな特徴。※歩行器や車椅子を使った実用的なリハビリが行われる。

費用

公的な介護施設なので、入居金などの初期費用はかからない。月額費用は約9~15万円。内訳は食費や居住費など。

備考

入所期間は原則3か月ですが、本人の状態などによって延長される場合もある。

特別養護老人ホーム(特養)

概要

介護老人福祉施設とも呼ばれる、社会福祉法人や地方自治体が運営する公的な施設。※看取りの対応が可能。

入居条件

  • 65歳以上で要介護3以上の方。
  • 40~64歳で特定疾病が認められた要介護3以上の方。
  • 特例により入居が認められた要介護1~2の方。

サービス

生活支援、健康管理・緊急対応、リハビリ、レクリエーション、看取りなど。

費用

月額費用は基本全国一律の5~15万円。内訳は介護費用、居住費、食費など。※所得、要介護度、部屋のタイプなどによって異なる場合も。

備考

ユニット型個室、ユニット型準個室、従来型個室、多床式の4タイプの居室がある。

 

「特別養護老人ホーム」についてもっと深く知りたい方はこちら↓の元橋さまの記事をチェック。

低料金でお得な「特別養護老人ホーム」に入所するための4つのポイント!

老後の住まいいろいろ まとめ

いかがでしょうか。
各施設によっていろいろな特色がありましたね。最終的には自分で実際に見学などをしてみて決定すると思うのですが、基本情報だけでも知っていれば探しやすいかと思います。
自分に合った「老後の住まい」探しの参考にしてみてくださいね。

ABOUTこの記事をかいた人

北沢晴美

年齢:61歳
仕事人間だった夫が定年退職で仕事を辞めた途端、元気がなくなってしまい、何かできることはないか探したところ、「男の料理教室」を発見しました。
最初は渋々通っていた夫に段々と変化が現れはじめ、今では夫婦ふたりでいろんなことに挑戦することに・・・。 そういった夫婦の日常を記事にまとめています。