60歳過ぎても元気を維持したい人は「健康」を趣味に!

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年齢を重ねていくとやはり気になってくるのは、健康のことですよね。健康でないとできないことも多くあります。
いつまでも若々しく、元気に活動を続けたい方には、「健康」を趣味にすることをおすすめします。健康になるため、または健康を維持するための活動を趣味にしてしまえばきっと楽しく長く続けられるでしょう。

生活不活発病になりたくない!

生活不活発病とは、「動かない(生活が不活発になる)」ことで起こる病気のことです。

人間の体にある様々な機能を長く使わずにいると、心肺機能や筋力の低下、食欲不振、便秘、立ち眩み、静脈血栓症、関節の拘縮※1、自律神経の不安定、うつ状態など、全身のあらゆるところに症状が出ます。
※1 動きが悪くなること。

生活不活発病になる原因としては、大きく分けて3つの理由があります。

  1. 自分の役割がなくなったり、趣味がなくなったりして、「することがない」ので動かなくなった。
  2. 家族や周囲の人に「遠慮」して動かなくなった。
  3. 一緒に出かける人や交通機関が充実しておらず、「環境の悪化」から動かなくなった。

! 生活不活発病にならないために !

  • 日常生活の中で自然と歩く習慣をつける。

老化は足からやってきます!
足の筋肉(特に膝を支えている太もも)の強化が必要です。自分の体力レベルに合わせて、少しきつい程度の運動を続けてみましょう。

  • 朝の体操で1日をスタートする。

起きたてのぐったりした気持ちを切り替えるのにおすすめ!
NHKで早朝から放映している「テレビ体操」を見ながら一緒に体操してみましょう。

楽しく運動しよう!

気軽にできる

まずは、無理をせずに毎日続けられるものからやってみるのがいいでしょう。

誰でも気軽に始められるものとしておすすめしたいのは、散歩とウォーキングです。膝や足が痛くて…という人には水中歩行がおすすめです。元気な人はジョギングに挑戦してみてもいいかもしれません。
少し遠出したい日は、お弁当を持ってピクニックやハイキングに行くのもいいですね。

仲間と一緒に

1人でマイペースにやるのもいいですが、誰かと一緒にやるのもいいことです。友人同士や夫婦で仲良く楽しんでやってみましょう。

社交ダンス、ボーリング、卓球、テニス、ゲートボール、太極拳、ヨガ etc.

ゲートボールは、地域のサークルに入る必要があるので新しい出会いもあるかもしれません。
ヨガは、女性がやるイメージが強いですが、最近では、男性限定のクラスなどもあり、激しい運動が苦手な人でも取り組みやすくなっています。

挑戦してみる

登山、サイクリング、ゴルフなどは、老後から始めるとなると少し難易度が高いと感じてしまうかもしれませんが、登山は自然の澄み切った空気でリフレッシュできるし、風を切って走るサイクリングはストレス発散にもなります。ゴルフは上達するまでが大変かもしれませんが、唯一若者にも勝てるかもしれないスポーツなんです。

屋外に出られない方でもできる運動

1 太ももの前部を鍛える運動

2 太ももの外側を鍛える運動

※椅子に座って、膝をゆっくり曲げ伸ばしするだけでも効果があります。

スポーツジムでお得に

ひとりで毎日散歩などの運動を続けるのはなかなか難しい…何故なら人間は案外自分に厳しくできないものだからです。

そんなあなたにおすすめなのが、スポーツジムでの運動です。

いったん入会してしまうと、お金を払ったのだから利用しないと損だという心理が働きます。
それに、通っているうちに顔見知りの人ができ、その人たちと顔を合わせるのが日常になっていきます。さぼってしまっても「この間はどうしたの?」なんて聞かれて、さぼり心はいつしか心の奥底に封じ込められて、長く続ける動機にもなってくるはずです。

! 他にも !

  • インストラクターさんに指導してもらえる。

歩くだけでは難しい下半身の筋力アップや腹筋、大臀筋、大腰筋などを正しく効率よく鍛えられる。
※もちろんマシンも使用できる。

  • 様々な設備を使用できる。

ジムによって様々ですが、サウナやジャグジーの付いた大浴場、マッサージチェアが設置された休憩室など。会員であれば、トレーニングをしなくてもこれらの設備を自由に使うことができます。

体力が維持でき、生きがいも仲間作りもできるスポーツジムは費用対効果抜群です。

健康的に行うために

運動などの趣味を健康的に行うためには、注意しなければならないこともあります。

脱水症状に注意

実は高齢になると、在宅中にも脱水症状を起こしやすくなります。喉の渇きを自覚しにくい方は、時間を決めての水分補給を意識して行いましょう。
※手足が冷える、口の中が乾燥している、舌が白いものに覆われているなどの症状が、脱水症の目安です。

食事に注意

栄養が不足しがちな植物性のたんぱく質、脂肪やビタミン、ミネラル、食物繊維などをしっかりバランスよく摂り、食材の持つ価値を最大限に引き出す食べ合わせを意識して食事をしましょう。

60歳過ぎても元気を維持したい人は「健康」を趣味に! まとめ

特別なことをせず、日常の中で健康を保つことも大切ですが、それにプラスして新しい何かに挑戦することも良いことです。自分ができそうなことから、そんなの到底無理だと思えてしまうようなものまでどんどん積極的に楽しみましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

北沢晴美

年齢:61歳
仕事人間だった夫が定年退職で仕事を辞めた途端、元気がなくなってしまい、何かできることはないか探したところ、「男の料理教室」を発見しました。
最初は渋々通っていた夫に段々と変化が現れはじめ、今では夫婦ふたりでいろんなことに挑戦することに・・・。 そういった夫婦の日常を記事にまとめています。