最後まで生き抜くためのお金の使い方

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令和の最初に話題になった「老後2000万円」問題。
嘘か誠か、「豊かな老後を迎えるために必要な金額」としては3000万円説や1億円説といった話も流れています。
最低限の生活をするだけであれば現状は不安にならなくてもいい話なのですが、「旅行をしたい」、「安心できる介護を受けたい」と言った場合に必要となってくる話です。

現在の資産と負債を出してみよう

今後の生活設計を立てるためにはまず現状把握が必要です。
自分の資産と負債を書き出し、家族がわかるようにします。

資産
  • 現貯金
  • 株式
  • 債券
  • 投資信託
  • 不動産

※不動産は売却を想定しての大まかな評価額で大丈夫です。

負債
  • ローン

家計簿をつけてみよう

家計簿をつけると節約ができて貯金が貯まるとはよく言われることです。
しかし、実のところは、「なんとなく記入している」というだけでは節約にはならないのです。
むしろ漠然とつけている家計簿はノート代自体が無駄とも言えます。

そもそも家計簿をつける意味は以下のようなものがあります。

  1. 正確にお金の収支や支出を把握できる。
  2. 使いすぎていないか無駄な支出を見ることができる。
  3. 予算を立てやすく、予算をきちんと守ることができる。
これらを達成することで貯金が自然と貯まるのです。

大抵の人は1だけで満足してしまい、2や3の項目に目を向けていないため、「家計簿をつけているのにお金が貯まらない」ということになりがちです。

2の項目における「無駄な出費」とは、基本的に「後々の自分たちのためにならないもの」や「買いすぎてしまったもの」にあたります。

無駄な出費例

食費:結局食べずに捨ててしまったもの。
水道光熱費:必要以上に使い過ぎた水や電気、ガスなど。
※電気代においてはクーラーを頻繁につけたり消したりするよりいっそつけっぱなしの方が電力消費を抑えられるといった情報もあります。

この「無駄な出費を減らす」というのが重要なのです。

3の項目における「予算を守る」も重要です。20万円の実収入から1か月ごとに5千円は絶対に残すと決めて、それを続けるだけでも6万円の貯金になります。

深い事情やストレス発散のために、ここを切り崩すのは構いません。家計簿をつけてまで貯金をする理由はいざという時に使うためです。そのいざという時をぶらすことなく予算を守っていれば、いざという時以外の出費はありませんので、自然とお金が貯まります。

何のために家計簿をつけるのか、その軸はぶれないようにしましょう。

 

家計簿のつけ方について詳しく知りたい方は以下↓のサイトを参考にしてみてはいかがでしょうか。

【正しい家計簿のつけ方】の3つの条件。これなら家計簿が続く!貯められる!

投資をするなら分散投資

日本において「投資」というものは比較的避けがちなものになっています。「お金を使ってお金を生む」という行為を罪悪視してしまうからです。
しかし、ただ貯蓄をするだけの場合、どうしても自助努力ではどうしようもない理由でせっかく貯めても届かない、ということがありえるのです。
年金額の低下、財政危機、超インフレの到来などが起こると、ただ貯蓄するだけでは相対的に見て足りなくなるということも起こりえるでしょう。
分散投資は株や債券を安い段階で購入し、高くなったら売るという投資の基本をよりやりやすくするためのテクニックです。

  1. 数日に分けて投資していく。これは最初から一気に同じところの株をすべての投資予定の財産に注ぎ込むのではなく、最初は3分の1程度で、値下がりが始まってきたら追加で購入していくという手段です。
  2. 投資先を分散する。1つの会社や国に拘らず、複数の国や会社に投資していく方法です。この方法であれば、どこか1つの会社や国が利益にならなくても、別の会社や国が利益になるため、結果的に1点買いよりもトータルで安定します。

重要なのは世界の流れを鳥瞰的に見る頭と視野です。最終的には俯瞰的に見れるようになると確実性は増すものですが、まずは「世界全体の流れを見る」だけをやっていき、「その流れで現在はよくなくてもいずれ良くなる」という発想は慣れてからがよいです。

最後まで生き抜くためのお金の使い方 まとめ

今回の記事では家計簿による貯蓄、お金を増やすために回すことをお話ししました。
お金で買えないものにこそ価値はあると言いますが、逆に言えばお金で買えるものはかなりあるということです。
老後のサービスの質、旅行、趣味…これらのことはお金さえあればできます。趣味についてはある程度の友人も必要なものがありますが。
満足のいく老後の人生を過ごすために実行してみてはいかがでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

村山豊

年齢:57歳
結婚願望はなく独身。葬儀関係の仕事をしている。
最近流行りの終活についての情報を、ブログに載せると好評だったため、継続して記事を書くようになった。今後も自身の経験も踏まえて発信したいと思っている。