最近よく聞く「終活」という言葉がありますが、皆さんはどこまでご存知でしょうか。
終活と聞くと、具体的に何をすればいいのか、何が必要なのかわかりづらいと思います。
この記事では終活についての基本的な流れや、終活をする際に押さえておくべきポイントや、まずは何をすれば良いのかをご紹介していきます。
終活って何だろう?
「終活」という言葉がどんな活動のことを指すのか、これを明確に答えられる方は、意外と少ないと思います。
「終活」とは、一言でいうと、「老」、「病」、「死」に対して、いざというときに自分の考えを反映させるための活動のことを指します。
終活のプロセス
終活のプロセスを以下↓に記載します。
終活の全体図を説明!
終活の全体図をわかりやすく図で説明しようとすると以下↓のようになります。
※図中のキーパーソンは、あなたが十分な意思表示ができない場面において、あなたの意志をきちんと理解して、いざというときにあなたの考えを代弁してくれる人の事です。
終活の際に押さえておきたいポイント
認知症・介護
- 服薬・持病・アレルギーの有無
- 介護方法(在宅・病院・介護施設)
- 介護希望(介護施設の入所先)
- 介護内容方針を誰に託すか(自分の財産管理人の指定)
医療
- 医療費負担の方法
- 病名や余命の告知の有無
- 入院したい医療機関の事前調査
- 延命治療の希望
葬儀
- 家族・親類縁者の確認
- 葬儀費用の内容
- 喪主の指定
- 葬儀社の指定
お墓
- 埋葬方法(お墓や散骨)
- 生前墓を自分で購入している場合は所在地や連絡先、寺院の住所や電話番号の確認
相続
- 遺言書の保管場所を決める
- 財産、不動産、借金の確認
終活でまずやるべきこと
終活の全体像の画像をご覧いただいた通り、終活の際には「エンディングノート」が重要になってきます。
エンディングノートとは、キーパーソンの人に自分の意志や考えをしっかり伝え、理解してもらう為に便利なノートです。
皆さんも是非エンディングノートを活用してみて下さい。
「エンディングノート」についてもっと深く知りたい方はこちら↓の記事もチェック。
終活で最初にやるべきこと ~終活ノート~ まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事では終活の流れや押さえておきたいポイントについて説明しました。まずは自分の意思や考えをより明確に伝えるために、エンディングノートを記入していくことをおすすめします。
大事な家族や親族にあなたの気持ちなど伝え、人生の最期を笑顔で迎えましょう。