共に生きる家族として、犬を飼ってみよう!

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ペットを飼うことで心が安らぐ…なんて話をよく聞くのですが、あれって本当なのでしょうか。
今まで一度もペットを飼ったことがない人にとっては、わかりようもないことですよね。
ただ、これまで一度でもペットを飼っていたことがある人たちからは、「ペットとは会話がなくても通じ合える」、「わたしが悲しい気持ちのときには寄り添ってくれる」なんて話をよく聞きます。
家族の一員として、安心感を与えてくれるペット。今回はそんなペットの中でも「犬」を飼うことについてお話していきます。

犬と一緒に健康になる

犬はあちこちを飼い主と一緒に移動することが好きな生き物なので、散歩は欠かせません。そうやって犬と共に歩くことで血圧低下中性脂肪やコレステロール値の低下などの結果が得られます。そして、犬を飼っている人の方が病院に訪れる回数が少なくなる、ともあります。

次に、ペットの存在そのものがストレスを軽減する説があります。犬と散歩をしている時に交感神経、犬とただ一緒にいるときは副交感神経の働きが強まっており、副交感神経の働きが強いということはリラックスできているということになります。

最後に、犬と一緒にいることにより、オキシトシンという愛情や幸福を感じるホルモンが分泌されると言います。これにより周囲にやさしくなったり不安が解消されたり、人を信頼する気持ちになるといわれています。

犬と一緒に過ごすだけで心身ともに安定する要素がこれほどにもあるのです。

おすすめの犬種

パグ

独特のファニーフェイスは周囲にいる人たちをすべてしあわせにしてくれるほどの魅力があります。愛情深い性格で、まるで人間と暮らしているかのような感覚になります。顔のしわはこまめなお手入れが必要ですが、美容院に行くほどではありません。
※独特の顔立ちから軟口蓋下垂、鼻腔狭窄と言った他犬種に見られない病気があります。日常的に健康診断をして発症の予防を。

 

ブルドッグ

様々な映画などに登場するブルドッグ。見た目に反して温厚な性格をしています。飼い主にべったりでしつけもさほど難しくないですが、健康上の配慮が大切です。
※独特の風貌、体形のために様々な病気の恐れがあります。そのため、事前に病気の知識が必要です。

 

シベリアン・ハスキー

日本犬のルーツはDNAの解析によって北方犬種であることが証明されました。そしてその北方犬種の代表がシベリアン・ハスキーです。陽気さはありませんが、寡黙で誠実な性格が日本人に好まれます。
※皮膚病には要注意です。また、できる限りでいいですが訓練をする必要性があります。

 

柴犬

日本犬種の中で圧倒的な人気を誇っているのが柴犬です。最近は日本国内だけでなく、アメリカやヨーロッパなどでも人気が出てきています。以前は庭先につながれていることが多かったですが、訓練やドッグスポーツで活躍する犬もいます。
※洋犬に比べて日本犬は病気が少ないと言われていますが、皮膚病やアレルギーなどの病気は深刻化しており、注意が必要です。

 

以上、4種の犬をおすすめしましたが、個体差により性格が若干違うこともあります。それに、子供の頃から飼いたかった犬種がいいだとか、テレビで見たあの犬が飼いたい、といった要望も人それぞれあるでしょう。
今回ご紹介した4種は、あくまでも「飼いやすい」を目安に選択したので、それ以上に10年以上は付き合うパートナーとして選ぶなら一緒にいることに対する責任感とモチベーションが上がる犬を選ぶのがいいでしょう。

年を重ねても楽しい愛犬暮らし

高齢者が犬を飼うことのメリットは「犬と一緒に健康になる」の項目でも説明しました。しかし、ペットを飼うということは命を預かるということにつながりますので、「自分が最後まで面倒を見られなくなるかもしれない」という不安もあるかと思います。犬の寿命は種類によりますが、基本10年、小型であれば15年ほどと言われています。その間、自分が健康であるか自信がもてないという方もいるでしょう。家族や親戚などにもしものとき頼めればいいのですが、そうもいかない人もいらっしゃるはずです。

ですが、そこまで深刻にならなくとも大丈夫です! 現実には、多くのサポーターがいて、犬や飼い主のために手助けをしてくれます。
飼い主がけがをしたときに助けてくれるボランティア団体やペット介護士、老犬介護士といった方々もいらっしゃいます。
周囲の人に迷惑をかけたくなければ老犬ホームという施設に入れるという手もあります。老犬ホームには、獣医師自身がいるので(※常駐でない場合は手配してくれます)、飼い主は、安心して愛犬を長期にわたり預かってもらうことができます。

共に生きる家族として、犬を飼ってみよう! まとめ

犬と一緒に過ごすということは、自分のためだけではなく、他の人との関わりを広げる手段になります。同じ犬好きの仲間やサポートする人との関わりでより人との関わりの重要さを感じられるようになります。
犬自身も愛情を受けていると、パートナーとして心に安らぎを与えてくれます。新たな命と共に生きる生活はとてもよいものではないでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

村山豊

年齢:57歳
結婚願望はなく独身。葬儀関係の仕事をしている。
最近流行りの終活についての情報を、ブログに載せると好評だったため、継続して記事を書くようになった。今後も自身の経験も踏まえて発信したいと思っている。